ドローン空撮の料金相場は24,150~68,500円です(※)。そこで「ドローン空撮を依頼したいけど費用が気になる」や「プロに任せて高品質な映像を撮影したい」でお悩みの人向けに、ドローン空撮の費用を一覧表にしました。
料金シミュレーションから、過去1,000件以上の見積もりをもとにした平均料金まで、一目で把握できます。さらに大手10社のドローン空撮・測量の料金表や、ドローン空撮の料金を安くするコツも一緒に見てみましょう。
※ミツモアにおける「ドローン空撮・測量」サービスの成約価格から算出(2024年1月1日~12月31日)
ドローン空撮の費用相場
項目 | 金額 |
---|---|
平均料金 | 57,721円 |
料金相場 | 24,150~68,500円 |
※ミツモアにおける「ドローン空撮・測量」サービスの成約価格から算出(2024年1月1日~12月31日)
ドローンの撮影費用はフライト数、フライト時間、オプション、カメラの機種などによってもかなり異なることがわかります。ほとんどの場合には基本料金がベースになり、そこにプラスアルファの料金が加算されていくという仕組みが多いです。
まずはどんな動画や写真が欲しいのか、どのくらいのカット数、どのくらいの撮影時間が必要なのか、画質の仕上がりなどを完成予想図をつめてから、それにあったドローン撮影をお願いできる会社を探すことで、リーズナブルにかつ、スムーズに依頼できるでしょう。
内容 | 見積もり価格 | 詳細 |
---|---|---|
写真・静止画の撮影 | 40,000円〜 | ・撮影時間20分程度の場合 ・20カット程度 ・保険料 ・データ納品 |
動画・映像の撮影 | 60,000円〜 | ・撮影時間20分程度の場合 ・1〜2カット ・保険料込み ・データ納品 |
土地の測量 | 150,000円〜 | ・撮影時間1日の場合 ・1フライト20分程度 ・保険料込み ・データ納品 |
ドローンの撮影費用はフライト数、フライト時間、オプション、カメラの機種などによってもかなり異なることがわかります。ほとんどの場合には基本料金がベースになり、そこにプラスアルファの料金が加算されていくという仕組みが多いです。
ドローン空撮の費用内訳
基本的な見積もり費用
各社ドローン撮影の見積もりの記載は様々です。記載の料金プランはどこまでが含まれた費用なのかを確認しましょう。
基本料金 | 基本料金には、ワンフライトと操縦士の価格が含まれています。 |
撮影時間 | 撮影時間は通常1回のフライトを基準に算出されます。 |
カット数 | 必用カット数をあらかじめ伝えておくことが必要です。 |
フライト数 | カット数により、フライト数が決まってきます。 |
保険料 | 撮影に対しての保険は必ず確認、必要ならば加入しましょう。 |
編集費 | 静止画はレタッチ、動画は編集が必要になる場合があります。 |
交通費や宿泊費 | 遠方からの撮影チームの場合は必要になります。 |
人件費 | 撮影方法により、飛行を目視するスタッフが必要になります。 |
使用機材 | 撮影により、特別なドローンが必要な場合がります。 |
料金に含まれていない場合には、結果的に思っていた料金よりも高くなってしまったなんてことも起こりますので、事前に細かな部分まで料金確認することをおすすめします。
ドローン撮影のオプション費用
ドローン空撮には基本料金にプラスして様々なオプションがある場合が多いです。いくつか例をあげて説明しましょう。
・ロケハン
ロケハン費用(場所、距離による) | 20,000~30,000円 |
まず、その撮影をする前に必ずロケハンが必要になります。その撮影場所が撮影許可がいるのか、ドローン空撮するにあたって危険な場所なのかどうかを確認します。また、プライバシーの問題など事前にロケハンをすることで、トラブルや危険を回避することができます。
・使用機体・機材
ドローンにも機体によって積み込み可能なカメラの種類や積載量、4K対応やGPS機能付きなど様々な種類があります。撮影方法や場所、長時間フライトなど撮影によって機体を選べるオプションがあります。
また、使用するカメラなどの機材によってもオプションが異なり、¥50,000〜オプションが選べます。
・撮影した写真や動画の編集
画像のレタッチ | 5,000(/枚) |
動画の編集 | 20,000~¥50,000円前後 |
基本料金のほとんどが、撮影した状態のままのデータ納品がベースです。写真編集や動画編集はオプションメニューとして依頼できます。編集オプションは¥20,000~¥50,000前後が相場です。どの程度の編集を依頼するかによっても料金は異なるので、事前に確認するようにしましょう。
・オペレーターの有無
オペレーター追加(人件費) | 20,000円~(/人) |
ドローン撮影とドローン操縦者を別々のスタッフが行うといったオプションもあります。2名体制で行うことで、より安定した品質の高いドローン空撮が可能です。
その他、
・使用カメラの機種変更
・ドローンの機体変更
・許可取りの費用
・撮影時間やカット数の追加
撮影のクオリティや場所、規模によって追加見積もりとなる事例があるので、見積もり依頼をする際にはチェックできるようにしておきましょう。
ドローン空撮の費用を安くする5つのコツ
1. 見積もりは数社に依頼しよう
会社によって内容や料金にはかなりの差があることがわかりました。見積もりは数社に依頼して、比較することで、理想のものが安価に仕上がる近道です。相場は 1 案件 10〜30 万円が中心帯で、静止画だけなら 4〜8 万円、映画・CM 規模は 30 万円超となります。
2. 撮影プランを事前に決める
撮影プランや希望など事前に決めれることは決めることで、見積もりと実際にかかってくる料金の差も出にくいので、事前準備もしっかり行っておくと良いでしょう。フライト効率を上げる絵コンテを用意することで、無駄な再撮を防ぎ、拘束時間を短縮できます。
3. 基本料金に含まれる内容を確認
料金に含まれていない場合には、結果的に思っていた料金よりも高くなってしまったなんてことも起こりますので、事前に細かな部分まで料金確認することをおすすめします。見積もりを比較する際は「撮影内容・許可の有無・編集範囲・保険の有無」を揃えて総額で判断するのが鉄則です。
4. 必要最低限のカット数に絞る
まずはどんな動画や写真が欲しいのか、どのくらいのカット数、どのくらいの撮影時間が必要なのか、画質の仕上がりなどを完成予想図をつめてから、それにあったドローン撮影をお願いできる会社を探すことで、リーズナブルにかつ、スムーズに依頼できるでしょう。
5. 編集作業は自社で行う
基本料金のほとんどが、撮影した状態のままのデータ納品がベースです。写真編集や動画編集はオプションメニューとして依頼できます。編集オプションは20,000~50,000円前後が相場です。編集を自社内製する場合、撮影データのみ受け取りなら 2〜5 万円ダウンできます。
ドローン撮影の依頼実例

実際にドローン撮影の依頼実例をもとに、撮影概要や見積もりの相場を参考にしてみてください。
印刷物用の写真の空撮
見積もり相場平均 ¥57,900- | ドローン撮影で自社敷地内の工場の空撮の場合 静止画のみ撮影(2フライト30分前後) |
周年記念の集合写真・動画の空撮
見積もり相場平均 ¥133,900- | 開業○周年記念の集合写真および、外観や施設の空撮の場合 動画撮影(1フライト15分前後) |
Web用の新建築の空撮
見積もり相場平均 ¥71,700- | web用の不動産、建築の空撮の場合 静止画撮影(2フライト30分前後) |
自然の中でのPR用写真
見積もり相場平均 ¥58,700- | 田園もしくは森林の中で走る車を風景込みでの空撮の場合 静止画撮影(2フライト30分前後) |
工事現場写真の空撮
見積もり相場平均 ¥48,300- | 工事完成写真を高度から広範囲の空撮の場合 静止画撮影(2フライト30分前後) |
ドローン撮影の見積もり価格のポイント
見積もりを取る際のチェックリスト
- 飛行場所の法規制
- DID 上空・空港 4 km 圏・イベント上空などは追加の許可や警備費が発生。
- 機体グレードとセンサーサイズ
- Phantom/Mavic クラスとシネマドローン(Inspire 3/Alta X)では画質と費用が大きく異なる。
- 納品フォーマット
- 4K/60 p ProRes RAW など高ビットレート指定はストレージ費も要確認。
- 悪天候時のキャンセル規定
- キャンセル料フルチャージ or 予備日設定(+高速道路/宿泊費実費)かで差が出る。
- 保険証券の提示
- 対人・対物 1 億円以上が業界標準。事故時の自己負担ゼロかも確認。
許可申請手続きの費用
ドローンを飛ばすには免許は必要ではありませんが、飛ばす場所、飛行時間に関しての条件が航空法によって設定されています。人口集中地区や公共の場、空港付近など細かく設定されています。
場所にもよりますが、ドローンの空撮をする場合には許可申請手続きの費用がかかる場合もあります。
賠償責任保険料
ドローンは気軽に操縦ができる分、事故も起きています。電池切れや操縦ミスによって、対人事故、対物事故など様々なことが起きてしまう可能性が想定できます。また、プライバシーの侵害や盗難なども考えられます。
万が一に備えてドローン専用の賠償責任保険があります。
撮影依頼する場合にはその会社や個人が賠償保険に入っているので、その保険料が見積もりに含まれているかの確認も大切です。
フライト数と撮影時間
ドローン空撮の依頼では、撮影にかけるフライト数と撮影時間によっても料金に差が出てきます。撮影時間は1フライト15~30分程度が基本です。撮影のボリュームによってフライト数、撮影時間の希望を伝えましょう。
悪天候時の延期、キャンセル料
ドローン撮影は外での撮影なので、天候によっては予定していた日に撮影できない場合もあります。その場合に日にちを延期できるのか、また何回までなら無償で延期できるのかを確認しましょう。
ドローン撮影依頼をを急にキャンセルする場合には、キャンセル料がかかるのが大半です。キャンセル料に関してもまちまちですが、大半は2~3日前で費用の50%、前日で費用の75%、当日で費用の100%ほどがキャンセル料の相場です。移動や宿泊などが必要な場合にはそちらに対してもキャンセル料金がかかる場合もあります。
ドローン空撮業者の選び方
賠償責任保険料
ドローンは気軽に操縦ができる分、事故も起きています。電池切れや操縦ミスによって、対人事故、対物事故など様々なことが起きてしまう可能性が想定できます。また、プライバシーの侵害や盗難なども考えられます。
万が一に備えてドローン専用の賠償責任保険があります。賠償責任保険をプロが年間契約で加入(1 機あたり 1〜3 万円)しており、基本料金に含む業者も増加中です。対人・対物 1 億円以上が業界標準となっており、事故時の自己負担ゼロかも確認しましょう。
撮影依頼する場合にはその会社や個人が賠償保険に入っているので、その保険料が見積もりに含まれているかの確認も大切です。
悪天候時の延期、キャンセル料
ドローン撮影は外での撮影なので、天候によっては予定していた日に撮影できない場合もあります。その場合に日にちを延期できるのか、また何回までなら無償で延期できるのかを確認しましょう。キャンセル料フルチャージ or 予備日設定(+高速道路/宿泊費実費)かで差が出ます。
ドローン撮影依頼をを急にキャンセルする場合には、キャンセル料がかかるのが大半です。キャンセル料に関してもまちまちですが、大半は2~3日前で費用の50%、前日で費用の75%、当日で費用の100%ほどがキャンセル料の相場です。移動や宿泊などが必要な場合にはそちらに対してもキャンセル料金がかかる場合もあります。
ドローン撮影の見積もり価格のポイントとしては料金に含まれるものがどこまでなのか。オプションメニュー、オプションに対する料金。などの価格を細かいところまで目を通すことがポイントです。見積もり価格はあくまで見積もりなので、しっかり確認しましょう。
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